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インド仏教、一億人の頂点に立つ、日本人僧侶とは(東洋経済)


仏教発祥の地インドには、日本の人口にも匹敵する約1億人の仏教徒がいるとされる。最高指導者として、この膨大な数の信徒を率いているのが日本人僧侶の佐々井秀嶺(ささい・しゅうれい)氏
だ。

佐々井氏は、自殺未遂3回、暗殺未遂3回と破天荒を地でゆく前代未聞の存在である。今年6月、日本に一時帰国した佐々井氏に、これまでの人生、哲学、そして使命について話を聞いた。

1億人の仏教徒は、なぜ彼を慕うのか


現在、国民の80%超がヒンズー教を信仰するインド。仏教発祥の地でありながら仏教徒はマイノリティに過ぎず、存在感は薄かった。しかし、ひとりの日本人がインド仏教を変えた。

1967年、33歳の時にインドに渡った僧侶・佐々井 秀嶺氏は、ヒンズー教のカースト差別に苦しむ人々を仏教に改宗させ、宗教的な抑圧から解放する人権運動に従事。同時に、少数派である仏教徒の人権擁護にも取り組み、仏教の再興を志してきた。

全インドの仏教徒の代表に抜擢 



長年にわたるこれらの活動が認められ、2003年にはおよそ1億人いるとされるインドの全仏教徒の代表として、政府が組織する少数者委員会の委員に抜擢された。

この委員は政府の副大臣に相当する要職で、1988年にインド国籍を取得していたとはいえ、見た目もルーツも日本人である佐々井氏が就任するのは異例中の異例の人事である。 

2006年に少数者委員会の任期を全うした後も、自ら取得した広大な土地での仏教遺跡の発掘や、龍樹菩薩大寺、養老院、病院を建立するなど、さまざまな活動を続けてきた。

仏教の高僧というと、穏やかで仏像のように静謐(せいひつ)な笑みをたたえているイメージがあるが、佐々井氏はその真逆。80歳になった今も眼光は鋭く、歯に衣着せぬ物言いはユーモラスで、大きな身振り、手振りを交えた話しぶりはエネルギーに溢れており、豪放磊落という言葉がぴったりくる。

24歳で仏門に入るまで、人生に苦悩し、煩悶するひとりの若者だった佐々井氏は、どのようにしてインド仏教徒1億人の頂点に登り詰めたのか。彼の歩みと言葉は、先の見えない現代日本に生きる者にとっても、何かしらのヒントになるに違いない。


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